2022年08月05日 09:47

2021年に神戸の待ち合わせスポットとしてリニューアルオープンした「サンキタ広場」。U.と神戸デザインセンターは、この公共空間の利活用をさらに進めるため、三宮OSビルの大型ビジョン設置までの期間(8月21日まで)に、スマホやタブレットを通して大型ビジョンの設置されたイメージ映像や、コロナ禍で中止になりがちな花火大会をARで楽しめる企画を用意した。

AR技術を使うことで何もない空間に、さまざまなものをバーチャルに設置することができる。今回の大型ビジョンに限らず広告ポップなども配置することができるので、新しい広告のあり方の模索ともいえる。

また、2019年より続くコロナ禍により、多くのイベントが中止されているのは大変寂しい状況。ARで花火をバーチャル空間上に配置することで、新しい花火体験を提供することにした。大きな音がしない、煙がでない、などと合わせて、時間を問わず開催ができるため、密を避け、渋滞を緩和できるメリットもある。

ビル壁面に掲示された巨大QRコードから参加できる「AR花火大会」開催期間は、8月5日~21日(予定)。開催場所は、サンキタ広場。観覧方法は、手持ちのスマートフォンやタブレットのカメラで、サンキタ広場の三宮OSビルに設置されている大型QRコードを読み込む。ブラウザが起動し、「花火を打ち上げる」ボタンが表示される。ボタンをタップすると花火が打ち上がる。その状態でQRコードを再度読み込むとバーチャル大型ビジョンが出現する。