2022年08月02日 16:22

愛知県豊橋市は、質の高い豊橋産農産物の「地産地消」を推進するため、地元農家と地元飲食店が豊橋産農産物を使った新メニューを開発、提供するプログラムを始める。これは、「食と農のまち推進プロジェクト」の一環として行われるもの。

豊橋市は、豊川用水の豊かな水と温暖な気候に恵まれ、キャベツなどの露地野菜、大葉などの施設栽培、柿や桃といった果樹など多種多様な作物が栽培されている。また、養豚や養鶏などの畜産も盛んで、全国トップクラスの農業生産額を誇る地域。そんな豊橋の農産物の地産地消を進めるため、「地元飲食店に利用してもらいたい地元農家」と「地元の食材を使いたい地元飲食店」をマッチング。豊橋産農産物を使った新メニューを開発、提供するプログラムを始める。

これにより、農家側は地元の販路を確保して、こだわりの農産物を新鮮な状態で消費者に届けることができる。また飲食店側は新鮮な食材を仕入れ、店で地元農産物のブランドを活かすことができるなど、新しい発見や人脈作りに活用できる。

新メニューの開発では、マッチングした農家と飲食店がグループとなり、様々なジャンルの料理人や地元農家とのメニュー開発経験のある料理人から、メニューの開発サポートを受けられる。また、新メニューの提供イベントは、昨年11月にオープンしたemCAMPUSで行われ、各グループが週替わりで出店する。詳しくはこちら