2022年07月29日 09:53
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マクセルは、約2倍のエネルギー密度をもつセラミックパッケージ型全固体電池を新たに開発、製品化した。

マクセルは長年にわたり、リチウムイオン電池やマイクロ電池の開発と製造を行ってきた。そこで培ったアナログコア技術および他社との協業による技術を融合し、新たに開発したプロセス技術を加えることで高性能かつ高信頼性を有する全固体電池を開発している。国内にあるマイクロ電池やリチウムイオン電池の工場、設備、製造技術およびノウハウを活用することにより、高容量セラミックパッケージ型全固体電池のすみやかな量産移行を計画している。

高容量セラミックパッケージ型全固体電池は、2021年3月に発表したセラミックパッケージ型全固体電池の容量や出力特性および耐熱性などの諸特性を維持したまま、構造とプロセスに関する新技術を採用することにより約2倍のエネルギー密度を実現した。FA機器メーカーやインフラ用機器メーカーなどからの要望に応え、体積1/2の小型化を実現している。セラミックパッケージ型全固体電池は従来のリチウムイオン電池では難しかった250°C環境下での信頼性を確保し、リフローはんだ付けによる表面実装を可能としている。より小型化や大容量化に対応できるようになったことから、表面実装が求められる市場と併せ、滅菌処理が必要な医療機器市場、FA機器や車載機器などの市場にも展開していく。

高容量セラミックパッケージ型全固体電池(PSB401010H)は、2023年春に京都事業所へ導入する量産設備で生産する予定。

「全固体電池」Webページ