2022年07月28日 09:54

家電製品協会は、大阪・南港ATC・おおさかATCグリーンエコプラザ内に、将来の循環型社会を担う子どもたちに「家電リサイクル」の取り組みを楽しみながら学んでもらえる日本初の家電リサイクル専用常設展示ブースを、8月2日オープンする。

2001年に「家電リサイクル制度」が施行され、既に21年が経過し、リサイクル率は増加傾向にある。しかし、家電の買い替えサイクルは比較的長期(10~15年)であるため、制度の認識定着を図るためには、継続的に訴求していく必要があると考えている。これまでも、リサイクル工場などでは、家電リサイクルに関する展示などを行っていたが、さらなる認知拡大を図るために、より身近な場所での展開を模索していた。

そして今回、協会として、リサイクル工場以外の一般施設としては日本初となる、家電リサイクル専用常設展示ブースをオープンすることになった。子どもたちが環境について学びやすく、来場しやすい場所で、2025年開催予定の大阪・関西万博エリアに隣接する施設であり、アジアで家電リサイクルを推進する機運が高まる中、日本の優れたリサイクル技術を幅広く発信できる国際情報発信基地としても期待している。展示ブースでは、子どもたちも日頃から馴染みがある家電製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)が、いったいどのような構造で、どのようにリサイクルされているのかを、実物商品や映像を活用し、ゲーム感覚で、楽しんで学んでもらえる。

所在地は、大阪市住之江区南港北2丁目1-10(大阪・南港ATC11階・おおさかATCグリーンエコプラザ内)。

おおさかATCグリーンエコプラザ