2022年06月28日 09:53

パナソニックエレクトリックワークス社くらし・空間コンセプト研究所と福島県いわき市は、6月27日、「人づくりとまちづくりの推進に関する連携協定」を締結した。

いわき市は、人口減少の進行に歯止めをかけ、将来にわたりまちの活力を持続していくことを目的として、今後特に力を入れていく政策の方向性を定めた「いわき創生総合戦略」を策定している。いわき市の未来のあるべき姿を実現するために、「人づくりとまちづくりの好循環を生み出す」「市民からも、市外からも選ばれるまちをつくる」「地域に培われた生業を磨き上げ、伸ばす」の三つの基本目標を掲げ、行政はもとより民間事業者やNPOなどの地域団体、市民一人ひとりが知恵と力を結集して、「いわき創生」に向けた戦略を推進し、政府が提唱する「Society 5.0」の実現に向けて取り組む。

パナソニックのくらし・空間コンセプト研究所は、生活者を様々な視点から研究することで時代のニーズを探る「生活者研究」を通して、生活者の変化の予兆を捉えた将来予測を行い、今後拡大が予測されるニーズに合致した製品開発につなげていく取り組みを進めている。今回、いわき市が目指している人づくりとまちづくりの推進においても、くらし・空間コンセプト研究所の培ってきた生活者研究の知見や分析技術の提供を通して、その実現に寄与する。いわき市とパナソニックは同協定に基づき、相互連携のもと、いわき市が直面するさまざまな地域課題の解決および市民の人々の生活の豊かさを高める取り組みを進め、いわき市の魅力あるまちづくりに貢献する。

締結日は6月27日。

パナソニックグループ