2022年06月24日 15:23

「パステル総研」では、「集団生活の困りごとを解決するためのソーシャルスキル(SST)トレーニング教材」の無料配布を開始する。

「パステル総研」では、発達障害・グレーゾーンの子どもを育てる保護者を対象に「集団生活での困りごと」に関するアンケートを実施。その結果、172名中164名、95%が、幼稚園・保育園、小学校で集団生活での困りごとを抱えていることが分かった。

子どもが集団生活をスムーズに送るために必要となってくるのが、人や社会とうまく関わっていくためのソーシャルスキル。しかし、発達障害・グレーゾーンの子どもは、感情のコントロールが苦手でネガティブ記憶が残りやすいため、集団生活での成功体験が育たない、状況判断がうまくできないなどの特性から、ソーシャルスキルが育ちにくい背景がある。そこで、パステル総研では、「集団生活の困りごと対策プロジェクト」を開始し、「集団生活の困りごとを解決するためのソーシャルスキル(SST)トレーニング教材」を開発した。

本教材は、自宅でお母さんと一緒に、自分・他人の感情を理解して、感情をコントロールする力を育てることができる教材。学年別に、その年代で身に着けておきたいソーシャルスキルの解説と、そのトレーニング方法を紹介。また、子どもがどんなソーシャルスキルが得意なのか、苦手なのかを把握できるチェックリストも掲載し。子どもの現状に合ったトレーニングを進めることができる。ダウンロードはこちら