2022年06月24日 09:42

ディスカヴァー・トゥエンティワンは、6月24日、『「越境企業」のはじめ方』を刊行した。

コロナウイルスの感染拡大にはじまり、社会、経済、ビジネスの将来が予測困難と言われるVUCAの時代。企業は若手に新しいリーダーシップを求め、若手は自身の成長と市場価値向上を望んでいる。効率的かつスピーディな成長を求める若手に、従来の育成プロセスはもはや通用しない。しかし、成長できる手法はある。そのキーワードとなるのが「越境」だ。越境とはビジネスパーソンの文脈では、たとえば部署や役職、時には会社を飛び越えた経験をすることで新たな視点を得て組織に持ち帰り、自分も組織も成長するようなアクションを指す。これまでは、ごく一部のビジネスパーソンや企業が自発的に行っていたアクションだが、大手企業を中心に、組織単位、時には新入社員に越境体験の機会を与えるケースが増えている。

著者・瀬戸口航さんが代表を務めるファーストキャリアは、企業向け研修を軸とする若手人材育成・人材開発事業を行っている。企業に入社した若者たちがそれぞれの場で羽ばたけるよう、人事部門や現場育成担当者とともに、社員のファーストキャリア期を支援してきた。本書は、次代を担う企業やビジネスパーソンに向け、著者が人材育成の現場で得た知識や経験を基に、越境の言葉や心構えから、前提となる企業のあり方まで紹介。また、企業における人材育成の本質的な課題に迫り、明らかにした上で、企業が実践すべき解決策も、事例を交えて紹介している。

定価は1540円(税込)。発売日は6月24日。

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