2022年06月24日 09:37

筑豊電気鉄道は、45年にわたり活躍してきた2000形車両運行終了に伴い、7月10日~11月6日まで、引退ツアーを開催する。

筑豊電気鉄道は、西日本鉄道が運行する福岡市内・北九州市内の路面電車として活躍していた車両を改造し、1977年7月5日より2000形として運行してきた。以降、筑豊電気鉄道線を走り続け、地域の人々や鉄道ファンなど多くの人に愛されてきたが、今回車両の老朽化のためその役目を終え、11月7日、このまちへの感謝とともにその歴史に幕を閉じる。同車両の運行終了をもって、当時路面電車として運行を行っていた車両は全て引退となる。

今回、2000形車両運行終了に伴い引退ツアーを開催。同車両を貸し切り、運転体験や写真撮影、ペーパークラフト製作ができるツアーのほか、甘木鉄道や平成筑豊鉄道の車両乗車や車庫見学も一度に楽しめるツアーなどを開催する。また、11月5日・6日には、フィナーレイベントとして出発式や鉄道部品販売会などを実施。さらに、引退ツアー参加者限定の記念品として「2000形オリジナルnimoca」や「2000形オリジナルパスケース」を申込先着順500名にプレゼントする。

参加料金は、第1ツアー「北九州で夏の思い出を作ろう!」1万2900円、第2ツアー「過去と未来をつなぐ筑豊電気鉄道で思い出作り」2万1800円、第3ツアー「福岡の地方鉄道を巡る旅」1万5800円、第4ツアー「フィナーレイベント」3万9800円(すべて税込)。ツアー期間は7月10日~11月6日までのうち、計19行程(20日間)。

申し込みはこちら(西鉄旅行ホームページ)