2022年06月23日 20:02

休暇村庄内羽黒では、月山の山開きに併せ、ハイカーに好評のおにぎり弁当が付いた宿泊プランを7月1日から販売する。また、宿泊者を対象に7月と9月の特定日には、数多くの高山植物を観賞できると人気の弥陀ヶ原(みだがはら)湿原入り口(月山8合目)まで送迎も実施する。

月山は標高1984mで、頂上には「月読命(つくよみ)」を祀っている月山神社があり、運をよび込むパワースポットしても知られている。2016年、出羽三山自然と信仰が息づく「生まれかわりの旅」として日本遺産に認定された。羽黒山は現世利益を叶える「現在の山」、月山は祖霊が鎮まる「過去の山」、湯殿山は新しい生命の誕生を表す未来の山と言われ、身も心もリセットされて明日への新たな生命力に満たされる特別な場所として、地域の文化遺産を国内外へ発信している。

月山は、毎年7月1日から10月中旬まで、多くの登山客で賑わう。8合目の弥陀ヶ原湿原は、初夏から盛夏にかけて、ニッコウキスゲやミズバショウなど130種類以上の可憐な花が咲き誇る、日本でも有数の高山植物の宝庫となる。

休暇村庄内羽黒では、ハイカーに好評の竹の皮で包んだおにぎり弁当がついた「月山登山応援宿泊プラン」を販売。百名山にも数えられる出羽三山の主峰「月山」。山頂までの登山が目的の人、また弥陀ヶ原の木道周遊を楽しみたい人へおすすめの1泊3食付の宿泊プランとなる。受け渡しは朝4時から受付ており、出発が早い人は朝食をお弁当に変更することもできる。

販売期間は7月1日~9月30日。料金は平日大人2名1室利用、1泊2食つき、大人1名1万6150円(税込)から。