2022年06月23日 16:00

国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、ETSがまとめた2021年の世界におけるTOEIC(R) Listening & Reading Test受験者スコアと、受験者が回答したアンケート結果を発表した。

「TOEIC(R) L&R」は、日常生活やグローバルビジネスにおける活きたコミュニケーションに必要な、「英語で聞く・読む能力」を測定するテスト。テスト結果は10点から990点までのスコアで評価され、その評価の基準は常に一定に保たれる。2021年度の日本における受験者数は約212万人。

データによると、年齢層で最も多いのは21~25歳(44%)で、受験者の職種は「科学/技術職」が最も多く25%。次いで、「事務職」と「マーケティング/販売」がそれぞれ16%だった。また、最も使用する英語技能としては、34%が「リーディング」と回答し、20%が「リスニング」を選択した。

TOEIC(R) L&R の受験経験については、39%が「3 回以上」と回答。また、日本では76%が、「過去にTOEIC(R) L&Rを受験したことがある」と回答している。TOEIC(R) L&Rの受験目的として多かったのは、「英語学習のため」(30%)、「就職活動のため」(27%)、「卒業に必要なため」(25%)。なお日本では、39%が「英語学習のため」と回答した。上記の内容以外にも、リスニング・リーディングセクション別の平均スコアや属性別の平均スコアを掲載したレポートは公式サイトに掲載。