ウェイブダッシュが運営する「生活ガイド.com」 は、みんなのランキング第34回「カラフルな民芸品ランキング」のトップ10を発表した。このランキングは、見ているだけでも明るい気分になれるカラフルな民芸品を、生活ガイド.com運営事務局が選出。手に入れてみたいと思うものを、生活ガイド.com会員に投票してもらい、決定した。

今回1位になったのは、鹿児島県の「薩摩切子」だった。紅、藍、緑、黄、金赤、島津紫の全6色の色味があるガラス細工である薩摩切子。「ぼかし」と呼ばれる透明なガラスの上に色ガラスを厚く被せてカットし、色の境界を曖昧にする技術が特徴的。重ねるガラスを2色にした「2色被せ」の技法も、20年ほど前に生み出された。「薩摩切子」を選んだ人からは「インテリアとしてもおしゃれで気分が上がりそう」「カットの技術がすごいと思う」などのコメントが寄せられた。

ランキング2位は、沖縄県「琉球ガラス」。「琉球ガラス」は、材料にガラス廃材を使用するのが特徴的なガラス工芸品。廃材ガラスが元になっているため、色みは少しくすんでいたり、気泡が入っていたり、素朴な温かみを感じることができる。

第3位は、鉄の質実剛健さが魅力な岩手県の工芸品「南部鉄器」だった。鉄の色味を活かした素朴な風合いが特徴だが、近年はカラフルでスタイリッシュなデザインをしているものも数多く販売されるようになった。詳しいランキングはこちら。