2022年06月23日 12:17

Terra Motors(テラモーターズ)は、物流施設に対してEV充電インフラの導入提案を開始するにあたり、先着で100基の無料提供を行なう。

テラモーターズは、日本のEV化を進めるために、特に分譲マンションでの合意形成課題を解決する、導入無料のEV充電インフラ「Terra Charge」事業を4月にスタートした。今回、分譲マンションについては続々と導入が決定しているため、分譲マンション以外への導入提案を進めていくこととなった。日本では国として脱炭素社会の実現に向けて施策が進められているが、物流業界では二酸化炭素排出量の削減やSDGs、グリーン経営認証取得に向けた取り組みが注目されており、その一環としてEVトラックの導入検討が進んでいる。しかし、EVトラックを導入するにはEV充電設備も必要となるため、費用面で導入に踏み切ることが難しいという課題がある。

同社は先着100基の無料提供を行なうことで、日本の二酸化炭素排出量削減への影響が大きい物流業界のEV導入に寄与することを目指す。システム上で予約・利用状況の一元管理が可能で、充電の制御も容易であることから、業務用としての利用もスムーズだ。今後は、先着100基の無料導入を進めながら、引き続き周辺領域への無料導入についても展開予定。日本のEV充電インフラを担うべく、導入・運用がしやすいインフラとして、画期的なソリューションとなることを目指す。

Terra Charge