2022年06月22日 15:26

クラウドシエンは、5月29日より、北海道網走郡大空町と、「ローカルハブ」を活用した官民連携推進事業の実証実験を開始した。

昨今、地域課題は複雑化しており、官民連携(PPP)の推進は必要不可欠であるが、大空町も官民連携を推進する自治体。同町が新たに開校した町立高校、手付かずの500ヘクタールの森林(刑務所用地)の利活用などの新規プロジェクトは、まだ取り組んで間もないため、今後様々な展開が考えられる。こうした取り組みの中で、民間企業との連携は必要不可欠。

そこで今回、「ローカルハブ」を活用し、全国の官民連携に関心の高い事業者と大空町を繋ぎ、より一層効果的に取り組みを進める為に、官民連携推進事業の実証実験を行う運びとなった。実証実験では、「ローカルハブ」を活用し、「情報発信レベルアップ」プロジェクトにおける「地域活性化起業人」の募集の公募を行う。なお、実証実験中の公募案件については、今後追加となる可能性も。

また大空町独自のアプリ配信が4月から開始されたが、これは町民ダウンロード100%という高い目標を掲げて進めてきたプロジェクト。アプリの開発がゴールではなくスタートラインであり、若手中心の庁内プロジェクトチームとともに普及定着を進めてもらう。併せて、魅力的かつ効果的で、「他自治体が真似をできない情報発信」を探求していくための、地域活性化起業人として人材を派遣できる企業を募集する。