2022年06月22日 12:04

神谷コーポレーション湘南は、7月2日、北海道エリア初となる室内ドアの完全無人ショールームを札幌市にオープンする。

全国的に住宅着工が減っている中、北海道は住宅着工棟数が2020、21年と2年連続で増えている全国でも稀な都道府県だ。その要因として、「KIECE(キース)」と呼ばれる5都市(北広島・石狩・江別・千歳・恵庭)が宅地不足の札幌市からあふれた住宅需要の受け皿になっていることが考えられる。キースは札幌からも45km圏内で、子育てや教育環境の充実に力を入れている都市として知られている。室内ドア「フルハイトドア」の製造・販売を行う同社は北海道の中心部である札幌にショールームを構えることで、周辺地域を含めた道内に住宅を検討している施主のサポートをしたいと考えた。

昨今、住宅建材業界でもコロナウイルスの影響により自宅で利用可能なオンライン型のショールームが増加し、同社でも利用する人が多くなっている。その一方で、「やはり実物が見たい」という多くの声もある。同社はショールームに説明員を置かず、必要最小限の機能に絞ったコンパクトな造りにすることで、開設費用や人件費などのランニングコストを抑えることに成功。この完全無人運営のショールームを全国に拡大展開していく予定だ。今後もコロナとの共生を踏まえ、感染リスクを抑えながら安心してドアを選べる場を提供したいと考えている。

所在地は、北海道札幌市中央区大通西25丁目1-2 ハートランド円山ビル5階。

神谷コーポレーション湘南