2022年06月21日 12:20

ディスカバリー・ジャパンは、日本三大鍾乳洞の一つ、国の天然記念物にも指定されている岩手県の龍泉洞で、6年ぶりに実施された調査潜水に完全密着。その様子を収めた映像「DIVE INTO TIME」を制作した。このたび、前編と後編をそれぞれ約5分のミニ番組として、6月22日からディスカバリーチャンネルで放送する。

1960年代からその存在が文献に残されていた地底湖、岩手県にある「龍泉洞」。第3地底湖までは一般公開されているが、第7地底湖、第8地底湖は、発見はされていたものの、今だにその奥は謎に包まれているという。1968年に事故が発生したことを受け、潜水調査が40年間中断されていたが、潜水調査の必要性を今一度考え、安全性を担保したうえで、2009年から調査を再開。そして今回、2022年4月末の予備調査で6年ぶりの調査潜水が実施された。

ディスカバリーチャンネルは、この調査潜水の準備から実際の潜水までに完全密着、国の天然記念物に指定される場所で、貴重な潜水景観の撮影に成功した。映像は2つのエピソードで構成されており、各約4分半の内容となっている。

前編「ドラゴンブルーの地底湖へ」では、6年ぶりの潜水調査が行われるまでの現地の様子を、関係者の話も交えながら収録。後編「ドラゴンブルーの世界」では、実際の潜水調査の様子、水中の様子をリサーチダイバーのコメントと共に収録した。これらはディスカバリーチャンネルで、6月22日から放送を開始する。