2022年06月21日 10:00

ヤマダホールディングスは、ヤマダデンキにおいて、来店客が快適に店舗で過ごし、買い物を楽しんでもらうために、男性トイレ個室に「サニタリーボックス」を7月1日より順次導入し、年内までに全店舗に設置を完了する。

昨今、前立腺がんやぼうこうがんの治療や加齢により、尿漏れパッドや大人用のおむつを着用してる人が、外出時にパッドやおむつの捨て場所に困る場合がある。ヤマダデンキでは、こうした困りごとを解決し、顧客に店舗で快適に過ごしてもらい、買い物を楽しんでもらいたいと考えている。尚、このボックスがある個室のドアに張り紙をして分かるように施し、男性用トイレを使用する性的少数者(LGBTQ+)の人が生理用品を捨てる際の利用も想定している。

今回の全店舖設置については、2021年7月に発足したヤマダホールディングスグループの有志の従業員による「SDGs ひろめ隊」のチャットルームでの情報共有や意見交換、自発的な店舗設置を見て導入決定に至った。「SDGs ひろめ隊」は、全国の店舗や本社従業員からなるメンバーで、SDGs目標達成に向けた課題解決という視点での業務フロー改善案や日常生活での取り組み等を共有し、会社として、個人としてできることについて情報共有がなされる等、活発に活動している。ヤマダホールディングスグループは、今後も、SDGs目標達成に向けた社会課題を「自分ごと」と捉え、会社として、個人として、できること、やるべきことに真摯に向き合い、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進していく。

ヤマダホールディングス