2022年06月17日 09:41

MAP経営は、全国の会計事務所や金融機関が中小企業経営をサポートするための経営シミュレーションシステム「MAP経営シミュレーション+(プラス)」(MAP+)を7月4日にリリースする。

「MAP+」は、経営者が意思決定する将来の損益・貸借・資金繰りに完全連動した「経営計画」を作成できることが特徴。さらに、作成後の進捗管理(モニタリング)では検討した対策がその後の損益や資金繰りにどのように反映するかを瞬時に確認でき、経営者の意思決定のスピードを上げることができる。「MAP+」は、会計事務所が中小企業の経営者とコミュニケーションを取りながら「伴走支援」を行うためのツールとしても活用できる。会計事務所などの士業専門家が「MAP+」を導入するにあたっては、企業サポートの情報交流を含めた会員制度の中でのソフトウェア利用となる。企業自ら導入する場合はサブスクリプション(月額利用料)でのソフトウェア利用が可能だ。

中小企業庁は2021年10月に「伴走支援の在り方検討会」を行い、3月に公表した報告書では、中小企業を取り巻く環境が大きく変化する不確実性の高い時代において、中小企業経営者が単独で環境変化に対応することは困難となってきており、支援機関による経営力構築型の伴走型支援が必要になると提言している。MAP経営が全国の会計事務所とMAP経営シミュレーションシステムを使いながら長年実践している「MAS監査」という経営サポートスタイルは、まさに経営力構築型の伴走型支援の定義と一致する。

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