2022年06月09日 09:55

パソナグループと日本旅行は、観光分野での新産業の創出を目的に連携し、2021年12月にパソナグループが設立した「All Japan Tourism Alliance」に日本旅行グループが出資し、7月より営業を開始する。

新型コロナウィルス感染症の影響を受け、訪日外国人旅行者数が激減したほか、国内移動も制限されたことで、観光業界は大きな打撃を受けた。一方、地域独自の観光資源などを最大限に活用し、新しい国内観光の需要を創出しながら、地方の活性化を結び付ける取り組みに注目が集まっている。また、アフターコロナを見据えたインバウンド需要も、今後高まることが期待されている。

「All Japan Tourism Alliance」では、1905年創業で、日本で最も歴史のある総合旅行会社として関西圏を中心に豊富な旅行商品を手掛ける日本旅行グループと、兵庫県淡路島をはじめ、自治体や地元企業、地域の人々と連携しながら、「人材誘致」による独自の地方創生事業を展開するパソナグループが、両社の強みを活かし、淡路島を舞台に、観光分野での新産業の創出を通じた雇用創造や、観光振興によるさらなる交流人口の創出を目指していく。パソナグループと日本旅行グループは同取り組みを通して、地域の活性化に貢献するとともに、「観光立国」としての更なる発展に尽力していく。

パソナグループ