
関光汽船は、物流業界の2024年問題への対応を検討している物流事業者または物流担当者に向けて、SHKライングループのフェリーを活用した解決策のポイントや対応事例を説明したウェビナー動画「海上から視た物流2024年問題」を5月18日に公開した。
関光汽船は、グループであるSHKラインの航路網を利用し「海より速く、空より安く(コンテナ船よりも速く、航空便よりも安く)」をモットーに中国・韓国と日本各地を結ぶ国際物流サービスと、日本国内を網羅する海上ネットワークを活用した国内物流サービスを展開している。
物流業界の2024年問題とは、「働き方改革関連法」の自動車運転業務への適用が開始されることにより発生すると危惧されている、トラックドライバー不足と輸送停滞問題だ。同法は2019年より施行されていたが、人材不足や長時間労働が常態化している運送業やトラック含む「車両運転業務」に関しては2024年まで猶予されている。2024年以降はトラックドライバーの時間外労働時間上限が設けられ、それまで雇用していたトラックドライバーだけでは輸送リソースが不足し、輸送停滞が起こる可能性が指摘されている。
今回のウェビナー動画では、物流業界の2024年問題についてポイントを解説し、物流企業が対応すべき具体策について紹介している。特に、海上輸送の観点から2024年問題について切り込み、フェリー輸送の仕組み、特性、メリット、課題などを伝える。なお、この動画は3月25日に開催されたウェビナー「TSUNAGUTEが視る物流2024年問題(第2回)」の録画動画となる。
視聴は無料。