2022年05月25日 12:50
カスタマーズディライトは、4月、埼玉県所沢市に自社工場（所沢工場）を開設した。
所沢工場では、テクニカン開発の最先端技術「凍眠」を6台設置し冷凍加工食品製造を可能にした。「凍眠」は−30℃の食品添加物（アルコール）で凍らせる装置。通常の冷凍より約20倍の圧倒的な速さで冷凍ができるので、食品へのダメージが少なく、解凍後の再現性が高い冷食品が作れる。「凍眠」での液体急速冷凍は、「氷結晶び膨張率が少ない」、「食材へのダメージが少なくドリップ（旨味成分・栄養素）が流れにくい」、「解凍後の再現性が高い＝味が落ちにくい」。そのため、店舗の味のままを再現できる商品を作ることが可能だ。
また、所沢工場内には、開発・テストキッチンスペースも設けており、クオリティの均質化・安全衛生管理集約のため、自社商品はもちろん企業顧客にも各種商品の開発・提供の「OEM」対応をする。自店舗の商品を「凍眠」で冷食にすることで、時間のかかっていた仕込み作業の軽減。仕込みに割く人件費の軽減などもできる様になる。
また、同社では所沢工場開設に併せ、「凍眠」で作った冷凍食品が誰でも購入できるオンラインショップ「Res-Pocke ～レストランポケット～」を5月23日にグランドオープンした。オリジナル商品はの販売はもちろん、他社商品の販売も随時スタートする。
