2022年05月24日 09:57

北海道函館市と日本旅行北海道は、それぞれが有する人的・物的資源を有効に活用し、函館市南茅部地域の世界遺産を生かした魅力ある地域づくりの実現を目的とし、5月23日に連携協定を締結した。
全国有数の観光地函館に、2021年7月「北海道・北東北の縄文遺産群」として世界文化遺産が登録、新たな魅力が加わり、今、全国的に注目されている。世界遺産として注目を集める今をまたとない機会と捉え、函館市と日本旅行北海道が様々な取組みにおいてお互いに有する力を連携・協働することにより、地域の魅力を広く発信し、多くの人々が訪れるとともに、新たな地域づくりの取り組みが、人口減少、高齢化、後継者不足などの課題を抱えるまちの活性化に繋がればと期待している。
日本旅行北海道は、事業戦略として「インバンド」「MICE」「教育旅行」「BTM」「地方創生事業」を最重点分野として強化する事を掲げ、2019年12月の日本旅行グループSDGs宣言による持続可能なツーリズムに向けた取組として地方創生事業や、環境保全に係るツアーなど、本業を通じた取組を推進し、広く社会や地域に貢献するとともに、北海道の地域特性を活かした新たな事業領域へのチャレンジを続け、北海道産業の一翼を担える総合商社的企業を目指している。今回、連携協定を締結することにより、函館市、日本旅行北海道の2者それぞれが有する人的・物的資源を有効に活用し、持続可能な観光振興と地域活性化に向けた取組を推進していく。