2022年05月20日 09:42

やまとと渋谷区は、5月19日、区内に拠点を置く企業や大学等と区が協働して地域の社会的課題を解決していくために締結する公民連携制度である「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定(S-SAP協定)」を締結した。

「S-SAP協定」とは、区内に拠点を置く企業や大学等と区が協働して地域の社会的課題を解決していくために締結する公民連携制度。この協定に基づき、各企業や大学の持つ技術や特色を活かして、新たな区民サービスを提供している。

1917年創業のやまとは、1972年に渋谷区に本社を置いてから、約50年渋谷区を拠点としてきた。渋谷区が掲げる未来像は、やまとの、あらゆる人がチャレンジしやすい世界を目指す、「きもの」でエキサイティングな世の中をつくる、というビジョンと共通するところも多いことから、渋谷区の取り組みをサポートし、より魅力ある街づくりに貢献するとともに、日本文化やきもの文化の振興にも繋がることを期待し、今回の締結に至った。

同協定締結以前より、やまとは渋谷区と協働して、障がいを有する新成人へ向けた「ハタチ記念撮影会」の開催、2022年渋谷区成人式での無料撮影会、渋谷区こどもテーブルと連携したワークショップなどを行ってきた。今後は、同協定を締結することで、より一層、きものという独自のノウハウを活かしながら、渋谷区と協働して魅力ある街づくりの実現や地域社会の課題解決を目指す。

やまと