2022年05月16日 16:27

東武鉄道では6月19日、埼玉県久喜市の南栗橋車両管区において、復元作業を完了したC11形123号機を使用した「SL大樹3重連イベント」を、400名限定で開催する。この重連運転では、動態保存を目的に2019年1月から復元作業を開始したSL(C11形123号機)を先頭に、JR北海道で活躍していたカニ目が特徴のSL(C11形207号機)、真岡鐵道で運転していたSL(C11形325号機)を連結し、運転する。

今般の「SL大樹3重連イベント」には、5月23日から発売する、東武トップツアーズの旅行商品やクラブツーリズムの旅行商品に参加することで乗車することができる。「東武鉄道公式ファンクラブ」会員は、会員特典として5月19日より先行申し込みが可能。旅行商品の利用者には、参加記念品として「懐中時計」をプレゼント。

なお6月19日の東武トップツアーズのツアーでは、北千住から南栗橋までは100系(デラックスロマンスカーカラーリング)に乗車し、南栗橋車両管区 留置線で降車。到着後は3グループに分かれ、「SL大樹3重連運転」列車への乗車、撮影、鉄道グッズの販売会に参加する。復路は、南栗橋車両管区留置線から北千住まで350型に乗車する。

本イベント開催に伴い、6月13日~23日の11日間は、SL大樹・SL大樹ふたら及びDL大樹は運休となる。東武鉄道では、SLの複数機保有により、日光・鬼怒川エリアでのSL毎日運転や重連運転など、魅力あふれるコンテンツを提供。引き続き、日光・鬼怒川エリアの活性化に寄与していく。