2022年05月13日 12:28

全国農業協同組合中央会(JA全中/JAグループ)と、産経新聞社、クオンの3者は共同で、5月13日、「食と農のみらい コミュニティ」を、産経新聞社のコミュニティである「きっかけ」内にオープンした。

「きっかけ」は、産経新聞社とクオンが、共同で運営しているオンライン上のコミュニティ。ショッピングモールのようなイメージで発展していくのが特徴の1つで、「きっかけ」は、中心(センター)にある広場のような役目を果たしている。ユーザーはセンターコミュニティである「きっかけ」で、さまざまな会話やキャンペーンを楽しみながら、テナントにあたるクライアントのパートナーコミュニティにも自由に参加、回遊し、コミュニケーションが活性化している。

「食と農のみらい コミュニティ」は、「国消国産(こくしょうこくさん)」について考えるコミュニティ。近年、コロナ禍で食品の生産や物流が停滞したことや、異常気象などが影響し、国際市場における食料価格の高騰が続いている。さらに、現在は国際情勢の緊張でこの状況に拍車がかかっており、多くの食料を輸入に頼ることによるリスクがますます高まっている。今こそJAグループが提唱する「国民が必要とし、消費する食料は、できるだけその国で生産する」という「国消国産」をすすめていくことが重要だ。同コミュニティでは、生活に身近なテーマ投稿を通じて、自分の食生活を改めて見つめなおすきっかけにし、食や農の実態や生産者の想いなどを知ることで、国産の農畜産物の魅力を知り、選んでもらう「きっかけ」の場となることを目指す。

食と農のみらい コミュニティ