2022年05月10日 09:08

巨匠スティーブン・スピルバーグ監督がメガホンを取り、1970年代アメリカで報道の自由のために闘った実在のジャーナリストたちをモデルに描いたポリティカル・サスペンス・ムービー「ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書」が映像配信サービスdTVで配信スタートした。

ベトナム戦争真っ只中の1966年、国防総省から戦地に派遣されたダニエル・エルズバーグは、泥沼化している最前線の状況を文書にまとめて報告する。ところが、政府はそれを無視し、戦況は好調と発言。エルスバーグの文書は機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」として隠蔽された。そして、1971年。いまだ終わりの見えないベトナム戦争に対してアメリカ国民の疑問が高まっていた中、ニューヨーク・タイムズ誌が極秘に「ペンタゴン・ペーパーズ」の一部を入手してスクープする。

一方、ニューヨーク・タイムズのライバル誌であるワシントン・ポストでは、亡き夫に代わりキャサリン・グラハムが社主に就任し、新体制がスタート。その部下で編集主幹のベン・ブラッドリーは「ペンタゴン・ペーパーズ」の全貌を掴むべく奔走し、残りの文書を手に入れるが、政府は機密文書を暴こうとする新聞社に圧力をかけ始める。果たして、報道するべきか否か。物語は、女性社主として厳しい状況に立ち向かうキャサリンの視点を中心に、闘うメディアの姿を描いていく。

dTVは月額550円(税込)で見放題となる。さらに追加料金の支払いで、最新のオンラインライブや新作映画も視聴可能。