2022年04月18日 09:34

バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」は、「ガンプラリサイクルプロジェクト」を通じて、2021年4月1日から1年間で年間目標回収量の110%となる11トンを超えるランナーを回収した。
2021年4月よりスタートした「ガンプラリサイクルプロジェクト」は、バンダイナムコグループ4社共同企画として、「ガンプラ」のランナー(プラモデルの枠の部分)を回収し、最先端技術である「ケミカルリサイクル」によって新たなプラモデル製品へと生まれ変わらせ、ファンの人々と共に循環型社会の形成に貢献していくことを目指したプロジェクト。集まったランナーは、プラモデルで主に用いられているプラスチックのポリスチレンを化学的に分解し、ポリスチレンの原料であるスチレンモノマーに戻す最先端の「ケミカルリサイクル」技術の実証実験に活用していく。
同プロジェクトの初年度となる2021年度は、ランナーの目標回収量を1年間で10トンと設定し、活動してきた。「ガンプラ」のランナー回収方法として全国の「namco」をはじめとするバンダイナムコアミューズメントの対象店舗約200カ所に専用のボックスを設置し、ファンからの回収を受け付けたほか、「ガンダム」、「ガンプラ」を通じてリサイクルへの関心を高める活動などを行い、年間目標回収量を上回る11トンを超えるランナーを回収することができた。2年目を迎える今年度は、年間目標回収量を15トンと設定し、今後も「ガンプラリサイクルプロジェクト」を通じて、循環型社会の形成に貢献していく。
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