2022年04月18日 09:29

渋谷未来デザイン及び渋谷区観光協会は、SEAMESとa(n)actionが手がける「Climate Clockプロジェクト」の実装に協力する。

気候変動の変化が後戻りできなくなってしまうポイントと言われる1.5度の気温上昇を防ぐために残された時間をカウントダウンする「Climate Clock」は、世界では、2020年9月にニューヨークで最初に設置され、グラスゴー、ニューヨーク、ソウルなどにおいて大規模なものが設置されている。4人の若者を中心に結成された気候変動アクティビスト集団a(n)actionとSEAMESが中心となり、この「Climate Clock」を渋谷での設置を目的に、2021年12月にクラウドファンディングとしてプロジェクトがスタート。開始約1カ月間で目標1000万円を大きく超える支援を集めた。

今回、渋谷区内に登場する「Climate Clock」は、世界各地に設置してあるものとは異なり、小型機や中型機を数多く制作し、街のいたるところに設置する。QRコードが埋め込まれ、そこから「気候変動に対するアクション宣言」を行えるWebサイトへ誘導される。同プロジェクトは「NOVUS FUTURE DESIGN AWARD 2021」におけるU-19部門受賞プロジェクトとして、渋谷未来デザインが実装支援としての協力を行う。今回第一弾として、渋谷区観光協会の協力のもと、渋谷駅ハチ公前広場観光案内所「SHIBU HACHI BOX」に第一号となる「Climate Clock」を設置した。

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