2022年04月18日 09:06

シャープは、宿泊施設向け客室インフォメーションサービス「Inforia for Hotel」の販売を、4月19日より開始する。
Inforiaは、ホテルや旅館などの客室に設置したテレビやタブレットを介して、ゲストへの情報発信やゲストからのリクエストの受付などを、非接触・非対面で行えるクラウドサービス。効率的な業務運営と効果的な情報発信を両立し、ゲストとの円滑なコミュニケーションを支援する。
施設スタッフは、シンプルで分かりやすいユーザーインターフェースの管理画面から、豊富なテンプレート上での操作により、簡単にコンテンツを作成できる。紙のポスターや冊子では時間やコストがかかるコンテンツの更新もすぐに対応でき、ゲストにいち早く最新の情報を届けられる。また、ゲストが客室のテレビやタブレットから、ルームサービスの注文や備品の貸し出し依頼、施設の予約などを行うと、管理画面に即通知。ゲストの要請にすばやく対応でき、業務の効率化も図ることができる。さらに、センサーとの連動により、レストランなど各施設の混雑状況や、ランドリーの稼働状況などをお知らせするオプションサービスも提供する。
本サービスは、「金沢彩の庭ホテル」への納入が決定しており、4月21日より本格運用が開始される予定だ。シャープは、宿泊施設の業務効率化はもとより、ゲストへの「おもてなし」に資するサービスの拡充に、引き続き取り組んでいく。