2022年04月15日 12:00

能美防災は、2021年9月1日より、法人向けにVRコンテンツ「火災臨場体験VR~混乱のオフィス~」の体験機会の提供を開始してきた。このたびブラッシュアップした同コンテンツを、専用PC・ヘッドマウントディスプレイとセットにして、4月15日より「寄付つきレンタル」で提供する。
防災教育や訓練の効果を高めるためには、災害の危険性や怖さを正しく認識し、「自分事」として捉えてもらうことが重要。そこで同社では、オフィスビルでの火災や大地震の恐怖と、それを目の当たりにした人々の混乱の様子をリアルに体験することができる「火災臨場体験VR ~混乱のオフィス~」を制作。体験に必要な機材をセットにして、専用のレンタルECサイト「XRプラス」より提供する。
本作品では、災害に遭遇したオフィスや街の中、人々の様子が徹底再現されており、プレイヤーもその空間内にいる「ひとり」になってリアルに災害を体験する。これは、地震災害をテーマにしたゲームソフト「絶体絶命都市」シリーズを代表作とする、グランゼーラ社と共同で制作することによって実現できた特長となる。
4月15日から、寄付つきレンタルECサイト「XRプラス」にて受付を開始する。価格は1セット28万円/1週間~。早期予約割引・お得意様などの専用割引クーポンあり。なお、「XRプラス」では、その売り上げの1%を「自助」「共助」の強化に取り組む社会貢献団体へ寄付することで、継続的に支援する仕組みにしている。