2022年04月12日 09:55

Liquidの提供する「LIQUID eKYC」は、コインチェックが提供する暗号資産取引サービス「Coincheck」の口座開設時の本人確認に導入が決定した。

「LIQUID eKYC」は、生体認証技術を活用し、スマートフォンで本人確認書類と自撮りの顔写真を撮影するだけで本人確認が完結するサービス。高い画像処理技術により、利用者が撮影した画像に不備があった場合に、不備理由をリアルタイムで通知することで、スムーズな撮影を実現し、本人確認書類の不備率が低いことが特徴だ。

コインチェックは、日本最大級の暗号資産取引サービス「Coincheck」であり、最近では暗号資産にとどまらず、「Coincheck」の口座を持つ人は誰でも利用できるNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」を提供している。これまでも「Coincheck」では、「かんたん本人確認」にてeKYCを活用していたが、今回新たに「LIQUID eKYC」を導入することで、より精度の高い本人確認方法に刷新する。具体的には、利用者がより撮影しやすい仕様に変更し、利用者の再撮影の手間をなくすほか、画像処理技術を活用し、本人確認書類の不備率を削減することが可能となる。また審査に不要な、本人確認書類に記載がある機微情報のマスキングも行いやすい設計で、審査オペレーションの負担軽減を実現する。

LIQUID eKYC / Coincheck