2022年04月06日 09:54

グローバルトラストネットワークス(GTN)が登録支援機関として支援業務提供をしているリビングプラットフォーム(LPF)は、フィリピン人4名を介護分野における特定技能1号外国人として受け入れ、4月1日より施設での現場研修を開始した。

GTN社は、「外国人が日本に来てよかったをカタチに」をビジョンに、創業から一貫して外国人専門を掲げ、住環境の整備をはじめとする生活総合支援を行っている。LPF社は、「持続可能な社会保障制度の構築」をビジョンに掲げ、2011年に設立。全国各地に59の介護施設、19の障がい者支援施設、14の保育施設を保有し、包括的にサービスを提供している(3月31日現在)。

在留資格「特定技能」は深刻化する人手不足に対応するため、特に人材確保が困難な14分野において、一定の専門性・技能を有す人材を受け入れる制度として、2019年4月に施行された。中でも介護分野においては2025年に38万人の人材不足が見込まれるなど深刻な状況にある。GTN社では、2025年までにフィリピンから数万人の介護士が日本に来ることを想定し、その一人一人が日本で能力を発揮し仕事においても生活においても「日本に来てよかった」と思えるように、登録支援機関としての支援体制を整えていた。今回来日した4名は、コロナ禍の影響で長引いたフィリピンでの待機期間を活用し、9カ月にわたる毎週1回の「介護現場における日本語コミュニケーションのオンラインレッスン」受講及び自主学習を続け、目覚ましく日本語力が向上している。

GTN / LPF