2022年03月31日 16:00

ゲームのオンライン家庭教師「ゲムトレ」を運営するゲムトレは、ゲムトレ生徒(不登校状態の子どもと親)へのインタビュー調査を行った。調査では「自ら人と関わる必要がある場にいこうとすることがなかったが、ゲムトレを始めてから朝起きようという意欲が出てきた。トレーナーの先生の気遣いのおかげで、ゲムトレへのモチベーションを維持し、頑張ってコミュニケーションをとろうとしている様子が見られている」などの声が寄せられた。

昼夜逆転の解消、学校への復帰など、ゲームが子どもたちの生活環境に大きな影響を与えているようだ。ゲームの習い事であるゲムトレには、不登校の生徒が多く在籍している。ゲムトレ代表の小幡さん自身も不登校経験者で、ゲームに救われた原体験からゲムトレを立ち上げたという。

「ゲムトレ」は、ゲームを通して脳と心を鍛え、コミュニケーション能力を向上させ、笑顔と自己肯定感を得られるよう、6歳から高校生・大学生まで幅広く利用されている。2020年には日本アントレプレナー大賞(経済産業省 後援))でエンタメ部門のグランプリを獲得。2021年にはForbes JAPAN「世界を変える30歳未満」30人に、ゲームトレーナーの東佑丞さんが選出されるなど、多数の表彰も受賞した。

累計のトレーニング回数は2万回を突破。ゲムトレはこれからも挑戦を続け、新しい文化を作ることで、eスポーツ業界へ貢献していく。