2022年03月24日 19:44

モスフードサービスでは、3月24日より、「モスバーガー&カフェ」48店舗で、コーヒーかす(コーヒー抽出残渣)のバイオコークスで焙煎したコーヒー豆を使用した「ブレンドコーヒー」「カフェラテ」「アイスカフェラテ」を発売する。
バイオコークスは、コーヒーかす、茶殻、食品残さ、間伐材などのバイオマス(再生可能な、生物由来の有機性資源)を原料として製造する固形燃料で、2005年に近畿大学が開発した。光合成を行う植物資源等を100%原料にしているため、CO2の排出量を抑えることができる環境に配慮したエネルギーとして期待されている。今回使用するコーヒー豆は、近畿大学と石光商事が共同開発した、コーヒーかすを原料にしたバイオコークスを焙煎の際の燃料に使用している。
今回使用するコーヒー豆は、ブラジルの優良産地であるモジアナ地域およびセラード地域で、障がいのある生産者が丁寧に栽培・収穫した「ダイバースコーヒー」を一部配合している。このコーヒー豆を扱うことで、誰もが平等に働ける持続可能な環境と価値の発信につなげる。
「ブレンドコーヒー」260円は、ブラジル産・エチオピア産・コロンビア産のコーヒー豆を使用し、香りとコクがどちらも心地よく感じられる「アフターミックス製法」にて焙煎・ブレンドしている。「カフェラテ」350円は、ミルクに負けない味わいになるように、ブラジル産のコーヒー豆をメインに深煎りに仕上げている。ほか、「アイスカフェラテ」390円。
商品はモスバーガー&カフェにて3月24日より販売。