2022年03月14日 19:00

首都圏を中心にホテルを展開する日本ホテルは、食品ロス削減の取り組みとして「mottECO(モッテコ)」を4月1日から、東京ステーションホテルをはじめとする9ホテルで実施する。

日本では、食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」が年間570万トンあり、そのうち309万トンが食品産業から発生している。そのうち103万トンが外食産業であり食べ残しによるものが相当程度を占めている。(環境省食品ロスポータルサイトより)

日本ホテルではこれまで食品ロス削減の取り組みとして「3010運動」などを進めてきた。このたびの「mottECO」では、ホテルのレストランや宴会場を利用した人が料理を食べきれなかったときに、希望があれば、環境に配慮した環境に配慮した認証紙製を使用した容器を渡す。利用者自身の責任で持ち帰りしてもらうことにより、食品ロス・ゴミの削減に取り組むとともに「食べ残したものは自分で持って帰る文化」の普及と啓発を図る。

「mottECO」開始日は4月1日より。対象ホテルは、東京ステーションホテル、メズム東京、オートグラフコレクション、メトロポリタンホテルズ(7ホテル/池袋・エドモント(飯田橋)・丸の内・川崎・さいたま新都心・高崎・長野)の計9ホテル。対象箇所は、直営レストラン(ブッフェ料理を除く、コース料理及びアラカルト料理)、宴会場(コース料理及びブッフェ料理)となる。