2022年02月21日 12:47

シコメルフードテックが提供する仕込みマッチングサービス「シコメル」は、新機能「シコメルストア」と「受発注機能(ベータ版)」を新たに開始した。

飲食業界は慢性的な人手不足や売り上げに対する家賃地代や人件費などの高固定費化が課題となっている。また新型コロナウイルスの感染拡大以降、飲食店運営に対する制限が敷かれ、それにより飲食店の経営が厳しい状況にある。同社は飲食業界が抱える課題への解決と飲食店の経営効率化の支援を目指し2020年10月より飲食店の仕込みを外部化するサービス「シコメル」を開始し、これまでに1098の飲食店がアプリを登録(1月末時点)、利用している。

今回開始した「シコメルストア」は、和食、洋食、焼肉・韓国料理、スイーツ・パンなどの全17ジャンルの中から、有名レストランやシェフが手がけるメニューアイテム、手間がかかるカット肉やカット野菜、ソースやタレなどの仕込み済み商品を発注することができる。発注後は最短2日(一部エリアを除く)で商品を受け取ることが可能だ。なお、「シコメルストア」の商品は今後徐々に追加し、取扱商品を充実させていく。

「受発注機能」(ベータ版)は、飲食店が「シコメル」を利用することで、複数の仕入れ先に対する発注をシンプルな操作で一元管理することができる。これまで飲食店は各仕入れ先に対しFAXや電話、チャットサービスなどを使い発注業務を行なっていたため、手間隙がかかる他、発注ミスや発注漏れなどが起きていた。「受発注機能」を利用することで、発注業務作業にかかる時間とコストの削減、また発注にまつわるミスを減らすことができる。

シコメル