2022年02月21日 12:02

デジタルメディア研究所は、文章生成サービス「AI のべりすと alpha2.0」を利用した日本で初めての文学賞を開催する。

「AI のべりすと alpha2.0」は、世界的にファンの多い音楽ゲームアプリ「ToneSphere」等を開発してきたクリエイターSta(すた)が、Google TRCの協力のもと525GB、文庫本約178万冊分のコーパス(データベース)により訓練した日本最大級の物語生成AIジェネレーター。2021年秋に正式リリースされるとSNSを中心に瞬く間に話題になり、クラウドファンディングREADYFORで597万円の支援を達成。授業に取り入れる大学も現れている。

「AI のべりすと文学賞」は、小説を中心に「AI のべりすと」との共同作業により、クイズ、シナリオ、俳句、漫才等々、幅広いジャンルからユニークな作品の応募が期待される。これまで小説を完結させた経験のない人から「『AI のべりすと』の力を借りて最後まで書き上げることができた」との声も届いており、新たなユーザーを掘り起こし、クリエイターの活性化をはかる機会になることは間違いない。選考の上、優秀作品は小学館からの書籍化も検討される予定だ。

最優秀作品賞1名(賞金50万円と副賞)、小学館賞1名、優秀作品賞2名、AIショート賞1名(各10万円と副賞)。応募〆切は6月30日。

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