2022年02月18日 15:57

WOOCは、全国20代以上の企業勤務しているテレワーク経験のある男女100名を対象に「テレワーク勤務の実態と理想の勤務形態に関するアンケート調査」を実施し、結果を発表した。

調査では全体の66%が、テレワークだった時は良かったと感じることが「よくある」「たまにある」と回答。20代と60代以上では「よくある」「たまにある」との回答が8割を超えた一方、50代では4割未満に。理想の勤務形態としては、全体の76%がテレワークと出社の「ハイブリット型」を希望。役職別では、部長・役員職において原則出社を理想とする割合が、他の属性よりも高い傾向にあった。「もし転職するならテレワーク可能な職場を希望するか」という問いに対し、「必ず希望する」「できれば希望する」は全体の約8割を占めた。

今回の調査では、20代と60代以上において、テレワーク勤務に対しての好意的な反応と出社勤務に対する不満がとくに目立った。勤務先への出社日数が増えたことで不満に感じる項目を調査した結果、20代と60代以上では「コロナウイルス感染リスクに対する不安やストレス」の項目において、そのほかの年代のほぼ2倍のポイントに。感染リスクと結び付けて言及されやすい若手層とシニア層において、不安意識が高い結果となった。

また、「コロナ禍と関係なく、自身の暮らしを考えるうえでテレワークの活用を柔軟に選択できるようになると良いと思うか」という問いに対し、20代では100%が「そう思う」「やや思う」を選択。若い層においてテレワークはライフスタイルを検討するうえで重要な項目であることがわかった。