2022年02月17日 15:49
テクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファが展開する総合保育ICTサービス「ルクミー」は、顔認証システムを刷新。これまで以上に精度を向上させた。
「ルクミー」は、AIやIoTといった最新のテクノロジーを活用した保育施設向けサービスで、「ルクミーフォト」を通じて保護者向けに提供しているシステム。保護者が我が子の顔写真をルクミーフォトに事前登録しておくと、膨大な数の販売写真の中からその子どもが写った写真を自動検出し、優先的に表示させる。
一般的に乳幼児の顔は、兄弟姉妹等の見分けがつきにくいことや、年齢に応じた顔の変化も早く、認証難易度が高い領域だと言われている。ルクミーフォトにおける顔認証システムは、サードパーティ(第三者機関)を活用していた。これまで以上に認証精度を高め、兄弟姉妹はもちろん、一人一人の年齢に応じた顔の変化を追い求め続けるためにも、先進技術を用いて社会課題の解決につなげてきた経験を活かし、自社で独自に開発することとなった。
今後は、ルクミーフォトにおける顔認証をはじめとした分析技術の開発を拡大していくことで、より使いやすいシステムにしていく。また、同社で蓄積した0から6歳までの子どもの写真データを利活用することで、一人一人の興味関心や発達段階に応じて個別最適化された教育や教育機会の提供を目指す。