2022年02月08日 15:00

comatsunaは、メタバースを利用した医師による、お悩み相談、自助グループ、座談会等を開催するサービス「メタバースクリニック」を開始した。メタバースクリニックとは、メタバース上で匿名のアバターとして参加し、医師によるお悩み相談、自助グループ、座談会等が無料で受けられるヘルスケアコミュニティサービス。

WHOによると2030年には、うつ病が疾病負荷で世界第一位になると発表されており、全世界的なメンタル不調への解決が急務となっている。また、コロナウイルス感染症の拡大がそれに追い討ちをかけ、未だに先行きの不透明な状況が続いている。このような状況下で同社代表で医師の吉岡さんは、人が困難な状況下で希望を持ち前を見て進む為に有効なソリューションは、「孤独の解消」や「つながり」にあるということを痛感したという。

comatsunaでは、ヘルスケアとしての「つながり」の持つ力をテクノロジーで最大化すべく、メタバースの可能性に着目し同サービスをリリース。同サービスにより、メタバースを利用した新たな「つながり」のカタチが、人々の孤独や不安の解消に貢献していくことを目指す。

収益化方法はユーザーからの参加料に頼らずスポンサー収入を想定しており、スポンサーはイベントの開催される空間内に広告を掲載することが出来る。同サービスは当面、世界最大級のメタバースプラットフォーム「VRCHAT」を利用し展開していく。