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2022年02月03日 15:55

グローバル刃物メーカーの貝印は、食品工場での包材切断における異物混入対策を目的として開発した、「異物混入対策フックナイフ」を開発し、2月より発売する。

同社では、異物混入で悩む食品工場より相談を受け、2019年9月に世界初の「異物混入対策スリットナイフ」を発売し、これまで100社以上の食品工場で導入されてきた。これは、従来ペティナイフやカッターを使用し開封していたペースト状のフィリングが入った袋を開封することにより適した商品。一方で、袋を立てた状態で開封するリキッド状、パウダー状の食品原料を開封する際に「異物混入を防止できる商品も開発してほしい」との声が寄せられ、新たに「異物混入対策フックナイフ」を開発した。

本製品の一番の特徴は、従来使用されてきたハサミやペティナイフ等で発生しやすい二度切りリスクを抑制し、ワンストロークで袋を開封しやすくした点。ハサミ、ペティナイフでは二度切りのリスクが高く混入に繋がるが、異物混入対策フックナイフの使用により包材の開封をしやすくし、二度切り不要(技能・技量に依存しない)な設計とした。

また、刃に触ることのできない構造で安心して使用できるセーフティ構造により、作業者の手や指をケガから守り、食品および工場の汚染防止に効果的。加えて青、緑、黄の3色のハンドルを用意することで、識別管理が容易になった。ナイフを定期交換で取り換える作業環境や、食材別での使い分けにおいて、間違った色のナイフが一目で分かる仕組みを実現。問い合わせはこちら