2022年01月31日 09:25

クーリエは、同社が運営する「みんなの介護求人」の新・漫画コンテンツとして「ヤングケアラーだった私へ」を公開した。

ヤングケアラーとは、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているような子どもとされている(厚生労働省ホームページより引用)。総務省が2013年に発表した「平成二四年就業構造基本調査」によると、およそ17万7500人のヤングケアラーが日本にいることが分かっている。しかし、これは正確な数字ではなく、実際にはもっと多くのヤングケアラーたちが存在していると推測されている。本人たちも、「お手伝いの一環」としてとらえていることが多く、家族として当たり前の役割を担っているだけだと思っている場合が大半で、ヤングケアラーであるという自覚すら持てていない。

新連載「ヤングケアラーだった私へ」の主人公・美帆も、そんなヤングケアラーの一人。17歳の彼女が葛藤し、成長していく様子を描きながら、ヤングケアラーにとって一番必要な支援は何であるのかを物語を通して訴えかけていく。

「みんなの介護求人」は介護従事者の仕事探しのプラットフォーム。求人掲載数は1月現在で11万8277件。希望の条件に沿って、全国の介護職・ヘルパー、生活相談員、理学療法士、作業療法士、看護師などの仕事を検索できる。また、「ヤングケアラーだった私へ」の他にも、「崖っぷちホームへようこそ!」、「ゼロからのヘルパー」、「あおいケア物語」などの連載漫画企画も楽しめる。

新連載「ヤングケアラーだった私へ」