2022年01月28日 12:56
イシュープラスデザインは、認知症のある人の視点で認知症に関する知識の習得・理解を深めることを目的としたオンラインゲーム型プログラム「認知症世界の歩き方Play!」をリリースした。
同プログラムは、学官連携による「認知症とともによりよく生きる未来」を創る活動体・認知症未来共創ハブとの協働により開発・提供。インターネット回線に接続できるパソコン一台あればどこからでも参加可能。医療・福祉・介護現場、自治体、民間企業向けには、同プログラムを活用した研修を提供する。
同ゲームプログラムは大人気書籍「認知症世界の歩き方」（著・筧裕介さん、ライツ社）に基づいて設計・開発されている。認知症未来共創ハブがプロジェクトで実施をした約100名の認知症のある人へのインタビューを元に、「認知症のある方が実際に見ている世界」をスケッチと旅行記の形式で紹介。本人の視点で認知症のことを楽しみながら学べる一冊になっている。「認知症世界の歩き方Play!」のプレイヤーは「旅人」になりきり、すごろくの要領で認知症世界を旅する。旅の中では、認知症のある人が日常的に体験する出来事を体験し、暮らしを豊かにする地域の資源や人とのつながり、お役立ちアイテムを知ることで、「認知症とともに生きる」ことを本人視点で学ぶことができる。
参加費は3000円。リリース日は1月28日。
