2022年01月24日 15:25

日本コカ・コーラとコカ・コーラ ボトラーズジャパンは、2021年11月18日より都市部の事業所における資源循環モデルの構築と持続的運用に向けた「ボトルtoボトル」リサイクル実証実験プロジェクトチームに参画した。

同実証実験は、森ビルが運営する六本木ヒルズにおいて、事業系PETボトルの新たな資源循環モデルの確立を目指す日本初の取り組みで、環境省の「令和3年度バイオプラスチック及び再生材利用の促進に向けた調査・検討委託業務」の一環である「環境省 プラスチックの資源循環に関する先進的モデル事業」として実施されるプロジェクトだ。

同実証実験では、六本木ヒルズ森タワー内の実証実験対象エリアで発生した使用済みPETボトルを、専用の自動回収機(RVM)と既設の分別回収ボックスで回収し、飲料用PETボトル容器として再生させる「ボトル to ボトル」リサイクルの具現化を目指し、排出事業者と飲料メーカー、リサイクラーの協働による新たなシステムの構築および運用に挑戦する。通常、使用済みPETボトルの回収からリサイクルまでは複数の業者・ルートを経由するが、同実証実験では森タワー内で回収・圧縮まで行い、圧縮したPETボトルを直接「ボトルtoボトル」のリサイクルを行うリサイクラーに輸送することで、輸送効率を高めながら確実にリサイクル用の資源として提供する。回収されたPETボトルは、「ボトルtoボトル」により、再びコカ・コーラ社製品のPETボトルへとリサイクルされる予定。

期間は2021年11月18日~2022年2月28日。場所は六本木ヒルズ。

コカ・コーラ