2022年01月24日 09:02

オトバンクは、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)の公共図書館システム「ELCIELO」と連携して提供する「オーディオブック配信サービス」について、1月より台東区の公共図書館全館で導入を開始した。

オトバンクは日本一のオーディオブック書籍ラインナップ数を配信する音声配信サービス「audiobook.jp」を運営している。オーディオブックとは、ナレーターや声優が朗読した本などの音声を、自身のパソコンやスマートフォンで聞くことのできるサービス。手や目を使わない、第三の書籍として広がりを見せている。

オトバンクとKCCSは、公共図書館システム「ELCIELO」のオプションサービスとして、2020年2月よりオーディオブックの貸出を開始した。オプションを導入した図書館では、オーディオブックを利用者に提供可能。現在、台東区を含め全国8つの自治体で導入されている。図書館の利用者は、紙の本と同様に図書館ホームページの蔵書検索機能から書籍を検索しオーディオブックを再生できる。オンラインで使用が可能なので、PCやスマートフォンを通じて、いつでもどこでも利用可能。コロナ禍における非来館サービスの需要高まりに応じて進む図書館のDX化や、障害者差別解消法および読書バリアフリー法の施行に伴い導入館数を伸ばしていたが、1月より、新たに台東区内の全公共図書館にて「オーディオブック配信サービス」が利用可能となる。

導入図書館は、東京都台東区立図書館(全7館)。導入開始時期は1月~。

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