2022年01月18日 19:15

北洋硝子が作り上げる青森県伝統工芸品「津軽びいどろ」では、次の世代にも残す大切な財産として、青森の海を守る活動を推進するプロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE in 青森県」に賛同。今回そのコラボレーション商品として「あおもりの海盃セット」を発売した。

海に囲まれた青森県では、海流の影響や地理的な特性から、多くの「ごみ」が漂着している。海洋ごみを減らしていき、「未来の青森の海をもっと綺麗に」という想いを込めた盃を通じて、海の未来を変えることに挑戦していく。また、この商品の収益の一部は、綺麗な海を守る取り組みをする団体に寄付され、その活動に役立てられる。

1996年創設初年度の青森県伝統工芸品に指定された「津軽びいどろ」は、カラフルで美しい色合いと手づくりならではの柔らかく温もりある風合いが持ち味の、日本を代表するガラス工芸ブランドの一つだ。「津軽びいどろ」には青系の色ガラスが10色もあり、その青色を駆使して青森の4つの海の色を表現した。

「盃太平洋」は、雄大な太平洋に反射した空色をイメージしたスカイブルーを2色掛け合わせた。「盃日本海」は自然が織り成す波と風を明るい青色のコバルトブルーで表現。「盃陸奥湾」では、山や森に囲まれ良質なプランクトンが流れ込む陸奥湾を深みのあるインディゴブルーで表現。どの盃にも散りばめられている華やかな金箔は、晴れた日の海の煌めきを感じさせる。

同梱のメッセージカードには、綺麗な海を守る為に一人ひとりができる事が記載されている。