2022年01月13日 16:08

コークッキングの展開する食品ロス削減のためのフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」は、2021年12月20日から「クリスマスレスキュー大作戦2021」を実施。その結果、クリスマス後の25日から29日の5日間で、総額20万円以上、120個以上のケーキ類の食品ロス削減に成功した。

例年、ホリデー商品のレスキュー需要は店舗側・ユーザー側双方からあったものの、TABETEの出品価格上限により出品を断念せざるを得ない商品も存在。今回、より多くの商品を食品ロスからレスキューするため、期間を限定して、商品の出品価格上限を開放するプロジェクトを実施した。

その結果、12月25日以降、クリスマス関連のケーキやスイーツの出品数が増加。TABETE上で一番出品数が増加したのは、クリスマス翌日の12月26日で、他の日平均と比較して倍以上のレスキュー依頼(出品)が発生した。12月25日の当日販売に備えたケーキ類の製造が、26日以降から賞味期限となりTABETEに出品されたと考えられる。26日以降も、クリスマス関連のケーキ装飾や備品の余りを活用した出品が見られた。

ケーキ類の出品傾向はカットケーキが約55%で、割合としてはカットケーキが過半数を占める結果に。ホールケーキやブッシュドノエル等の大型ケーキは予約前提の製造がある一方、カットケーキは当日購入に備えての製造が多い傾向にある。その為、クリスマス以降のケーキ類出品に関しては、ホールケーキ等の大型ケーキだけではなくカットケーキ割合が多い結果となった。