2021年12月28日 09:29

富士山花火実行委員会は、12月18日、第一回「富士山花火」を開催した。

富士山花火実行委員会(イケブン、フロンティアインターナショナル、伝統文化継承推進協会、演出:David J. Production)が主催する「富士山花火」の舞台は、世界遺産であり、日本最大の文化資源である「富士山」。観覧エリアは静岡県裾野市、富士山南麓二合目にある「遊園地ぐりんぱ」で行われた。花火の製作は、静岡県が誇る国内屈指の花火企業イケブンに加えて、多数の優勝/受賞歴を持ち名実ともに国内最高峰の花火企業である野村花火工業、驚愕の演出で観客を魅了する片貝煙火工業が担当。雪化粧の富士山を背景に大輪の花火が開く、他に類を見ない大迫力の花火大会となった。

同大会は広大な敷地内にソーシャルディスタンスを十分に確保した限定約4500席で開催。観覧エリアが遊園地であることを生かした鑑賞チケットや、自家用車から花火を観覧できるドライブイン花火のチケットなど、人との接触を最小限に抑えたプランを用意した。安心して花火を楽しめる、withコロナ時代の新しい形の花火大会だ。当日は天気に恵まれ、冠雪の富士山を約5000発の花火が彩った。氷点下の中で行われた花火大会だったが、国内屈指の花火師が集結した花火大会と富士山のコラボレーションに感動の声が集まった。

「富士山花火」は、富士山を囲む各市町村と連携し、毎年リレー形式での開催を目指す。来年度以降は富士山を囲む山梨・静岡の各市町村を巡る。

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