2021年12月27日 12:50

岐阜県垂井町は、同町が関ヶ原合戦の重要な地であったことを町内外にPRするため、関ヶ原合戦をテーマとしたアニメーションを制作することを発表した。

今から421年前、徳川家康率いる東軍の勝利で幕を閉じた天下分け目の「関ヶ原合戦」。関ヶ原町を中心とした西美濃地域で繰り広げられ、岐阜県垂井町も歴史的に重要な地であったことが知られている。このたび制作が発表されたのは、アニメーション「関ヶ原合戦 岐路に立った垂井の武将たち」。「関ヶ原合戦と垂井」を題材に、垂井で活躍した最強軍師、竹中半兵衛の子である竹中重門、垂井城主・平塚為広らにスポットを当てた。

竹中重門、平塚為広は、もとは同じく豊臣家に仕える間柄であり、領地を隣接する仲間。しかし、関ヶ原の合戦では敵同士となる。それぞれの胸中に浮かぶ天才軍師・竹中半兵衛との対話を通して、それぞれの決意は…。垂井町に所縁ある武将たちの郷土への思いを描き、大人から子供まで幅広い世代に訴求するものとなっている。

声優にはアニメ「東京リベンジャーズ」の羽宮一虎役ほか、話題作に数多く出演する土岐隼一さんの参加も決定。時代考証には2023年大河ドラマ「どうする家康」を担当する小和田哲男さん(静岡大学名誉教授)を招聘。制作はポニーキャニオンが担当する。さらにオリジナルエンディングテーマ曲は土岐隼一さんが担当することも決定した。アニメーションの完成は2022年2月下旬を予定。そのタイミングに合わせて完成披露試写会も実施されることとなっている。