2021年12月22日 12:05

イデアロジーは、22日、日本初となる最適物件の検索から契約までをオンラインで完結する物流施設オンライン検索契約システム「ア・ソコ(à sôko)」を2022年1月26日に運用開始する。
近年、特にコロナ禍の巣ごもり需要の影響によりEC通販による消費が急拡大しており、それに伴う物流不動産の賃借ニーズが堅調な一方、物流コスト全般が上昇傾向にあり、物流業界の収益構造や生産性を圧迫している状況だ。一方、物流施設を借りたいユーザーにとっては、いつから・どこで・いくらで・どのような施設が借りられるかの情報を一元的に把握できるサイトが現状存在しない。これによりユーザーは、70社近いオーナーまたは10社近い仲介会社の個別サイト経由で限られた情報にアクセスし、自ら情報収集と整理、比較分析を経て意思決定を行う必要があり、最適な物件選定までに多くの時間と手間を要している。
「ア・ソコ」は、物流施設を借りたい(ユーザー)と貸したい(オーナー)をつなぐサービスプラットフォーム。日本全国の大型賃貸物流施設、約1000物件超を地図上でデータベース化、ユーザー向けに独自開発したAIによる最適な物件提案、比較分析レポートの提供、2022年5月施行予定のデジタル改革関連法に対応するオンライン契約までを無料でサポートする。「ア・ソコ」では物件検索から契約締結までのプロセスを6つの体系に標準化することでユーザーもオーナーもオンライン上で効率良く最適な物流施設を借りる/貸すことが可能となる。
ア・ソコ(2022年1月26日までは紹介画面)