2021年12月21日 15:05

ウサギィは、沖電気工業(OKI)主催の「AIエッジ・カンファレンス&ソリューションコンテスト2021」にて、優勝した。

同コンテストは、OKIのAIエッジコンピューター「AE2100」を使用し、さまざまな業種における社会課題(交通、建設/インフラ、防災、金融・流通、製造、海洋)を解決するためのアイデアや技術を競うコンテスト。12月15日の最終選考会では、9月に行われた予選会から選ばれた10社が最新のAIソリューションを披露。ウサギィはプレゼンテーションを最高顧客責任者の邨井さんが臨み、「視線シミュレーションAI」をエッジ上で動かすデモンストレーションを行った。表彰ではエッジ上で視線を推論するアイディアの斬新さや実用レベルと技術力の高さなどが評価された。

「視線シミュレーションAI」は、アイトラッキングデバイスから集めた大量の視線データを学習したAIで、システムに画像や動画をアップロードするだけで手軽に視線のシミュレーションができるシステムであり、今までわからなかった顧客の目線を可視化することで経験やセンスに頼らない客観的視点でデザインの検証が可能となる。クライアントへのデザイン提案時にシミュレーション結果を提供することで理論的な仮説提案ができ、自社の分析だけでなく、画像さえあれば競合の分析も可能。デザイン会社、広告代理店、空間デザインに関わる企業など幅広い企業に活用されている。

コンテスト特設サイト / ウサギィ